Ruby で作る Ruby の折り紙 / tokyorubykaigi03

(この項は /3/2 に公開しました)
東京Ruby会議03 - Regional RubyKaigi ハンズオンワークショップにて Ruby の折り紙を折りました。また、その展開図を (Adobe Illustrrator で)書く Rubyスクリプトについても少し解説しました。

http://dl.dropbox.com/u/4921720/RubyFoldings/IMG_0362.A3_C35_Chu25.WebSmall.JPG

展開図(PDF)

みんなで折ったプリントアウトのPDFです。

比率の数値は中央の平らな部分のサイズともともとの四辺形の辺長との比率です。いろいろ試してみましたが、18%、19% くらいが評判良かったです。僕は 19%が良いと思いますが、18%を推す方もいたのでここには両方の PDFを提示します。
色は http://solidago.hp.infoseek.co.jp/color/red/red.htm こちらを参考に赤系の着色をしました。とはいえ実際の発色は環境(プリンタやその他の状態)によっていろいろです。何がよい Ruby色なのかはすごく迷います。手持ちのインクジェットプリンターでは RoseRed が評判良かったですが少しくすんだ感じでもあります、レーザープリンターではちょっと印象の違う Carmine や SignalRed もそれっぽかった様な気がします。
その辺の組み合わせでいくつかのPDFを提示しました。

http://dl.dropbox.com/u/4921720/RubyFoldings/Ruby.19.StrokeOnly.Stroke1_2.png

ワークショップでは、一度この彩色展開図用紙で折ったあと、きらきらする折り紙、いろいろ赤系の折り紙、透明折り紙(セロファン)、ホイル折り紙、大きな折り紙(普通 15cm四方のところ 35cm四方)といった用紙でも折りました。そのときは残った展開図用紙をスケールにして、中央の折り目や斜めの折り返しの長さ、バランスを測って折っていました。

展開図作成 Rubyスクリプト

展開図は Adobe Illustrator (ver. 10.0.3) で描いています、Rubyから Win32OLE を通じて Illustrator を動かして描きました。(参考 - るびま)
スクリプトソース及びそこで使っている私製ライブラリのソースを挙げます。ただ、Illustrator のバージョンは今 CS4 とか大分代替わりしています、ほかにも環境的な問題が多く、スクリプトを実際に動かすのは現実的ではないと思います、御免なさい。
それでもスクリプトソースが何かの参考になれば幸いです。

そして

上記スクリプトは、ソース冒頭にも記載しているように Rubyライセンスで公開しています。その成果物である展開図類も Rubyライセンスとします。
また、この Ruby折り紙自体、今回の (Regional) RubyKaigi を機会に自ら考案したものです、折り紙についての権利の及ぶ範囲について Rubyライセンスで公開します。