『Javaの掟・Rubyの掟 〜寝ても起きてもプログラミング〜』出席

『Javaの掟・Rubyの掟 〜寝ても起きてもプログラミング〜』
arton(著者)×宇野るいも(著者)×高井直人(著者)×高橋征義(日本Rubyの会会長)
■2009年2月5日(木)19時〜
http://www.junkudo.co.jp/newevent/talk-ikebukuro.html#talk-ikebukuro-top
行って来た、リンクはトークセッション最新情報で、旧情報はでて来ないの注意。過去ログはどこにあるのかな。
話題の本は 4冊3種

トークショーを聞いて、どれもみんな読みたくなる買いたくなる(既に買ってるものもあったけど)のであった。
個人的に読みたくなった点を挙げる。

コーディングの掟(最強作法) 現場でよく見る不可解なJavaコードを一掃せよ! (開発の現場セレクション)

ちょうど Java についての基本的な常識に欠けるなあと思っている所だったので読まねばならないなあと思わされた。僕はまだまだ文法事項を知ってるだけで(それも半可通)、Java の理念を分かってない。
この本自体は、開発のちょっと上流のかた向けという事で、それでもコーディングのいろいろな所、問題点を意識して欲しいという事のようだ。
そこで扱われてる諸問題のうち、スレッドのはなし(二章を割いてる)、最近スレッド関連でちょっとあったので特に読みたい。「マルチスレッドを理解しよう」

プログラミング学習シリーズRuby

プログラミング自体のはじめ、初級からの学習であって、言語としては Ruby を用いる。というものだという事です。

プログラミング学習シリーズ Ruby 1 はじめてのプログラミング

コンピュータとはなにか、二進数とかからはじめている。でもエンディアンの説明もしている。

そしてソースはその後どう扱われるのか、語句解析と構文木の説明もしている(簡単だけど)。artonさんが過去入門書でこの辺の説明を受けたことが無くて不満だったとか。
最近 Racc を触り始めて特に実感する、そういえば僕も大分後になってからスキャナ、パーサ、構文木の事を知ったなあ。

Ruby 2 さまざまなデータとアルゴリズム (CD-ROM付) (プログラミング学習シリーズ)

二巻の初めの方で画像を操作する(ビットマップ画像を作る、バイナリ)。すごい。

あと状態遷移と正規表現。状態遷移の話しもちょっと興味ある。

第3巻(近刊)

クラスと継承と設計の事などだそうだ。全くのはじめてからこのレベルまで達するの、凄いなあ。どういう説明をするのか興味津々。

JavaプログラマのためのRuby入門

artonさんは、4,5章、オブジェクトの拡張のいろいろな Ruby手法とその方針を書きたかったとのこと。
モジュール、Mix-in、継承、オープンクラス、ダックタイピング、リフレクションとかいろいろやり方があるんだけど、どういう場面どういう手法を使うのがいいのかまとまってる文書がなかったので書きたかったとのこと。
それは確かに知りたい、読んでみたい。

でも 後で読み返すとその前の章の if の説明とか非常に面白かったそうだ。

そしてこの本は Rubyist のための Java の書き方という本にもなってるかもしれない(どこまで?)
基本的に Ruby のソースと Javaならどう書くかのソースがペアになってる(実は書けないとかもあったりするそうだ)
それは大変参考になる、読みたい。

あとJruby の章重要
全般的な注意、ちょっとつらい所の回避(添付ライブラリ大変だったよね)、(J)RubyJavaAPIを(ライブラリ)を使うとか。

付記

話題は他にもいろいろありました。以上は聞いていて僕が読みたくなったポイントです、全然全てではありません。
という事で、全部ちゃんと読みたくなった、時間あるかな。